日本でギャップイヤーした

 

 

海外にはギャップイヤーという制度があるらしいです

 

ギャップイヤーとは↓

https://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AE%E3%83%A3%E3%83%83%E3%83%97%E3%83%BB%E3%82%A4%E3%83%A4%E3%83%BC

 

 

正確には高校から大学に入るまでの期間のことのようですが、大学卒業から就職まで、転職期、など、特に大きな休みがあるときもギャップイヤーと呼べるようです

 

法的にこのような制度が認められていない、さらにはこの概念すらもほぼ浸透していない日本で、自分で勝手にギャップイヤーしてみた話です

 

 

 

目次

①私の経歴

②ギャップイヤーの間にしてたこと

③ぜひ日本にもこの制度を!!

 

 

 

 

①私の経歴

 

いま私は21歳です。

日本の教育制度にのっとり、通常通り18歳で都内の高校を卒業、幸いなことに浪人もせず2018年の春に大学に入学することができました。

 

大学に入学して半年、ここで大きな転機が訪れます。

 

休学しました。半年で。

 

これは間違いなく自分の意思でですが理由としては

・大学の授業が鬼のようにつまらなかった

・学部の友達が合わなかった

・同時期にしていたバイトの人間関係がグズグズだった

→その結果病んだ

 

からです。はは

 

このまま大学に通ってても希望もなにもないと思い、心の休息のために休学を決めました。(暗い)

 

 

そのまま休学期間が1年半ほどあり、最終的には2020年3月をもって大学を退学しました。

 

↑この期間が、私のギャップイヤーです。

 

 

 

 

②ギャップイヤーの間にしてたこと

 

ギャップイヤー間は、大きく分けて3つに分類されます

 

1. 精神的にバイトができなかったがダイビングしまくってた病み期 (約4ヶ月)

 

2.徐々に精神面で回復し、自分のやりたかったことについて考えを巡らし、行動しはじめる時期(約3ヶ月)

 

3.本格的に自分の方向性が決まり、旅行に行ったりイキイキしていた時期(約1年間)

 

 

 

1の時期は、わりと本格的に精神がやられてしまっていたので、1ヶ月間ほどなにも出来ない時期がありました。が、大学入学時にダイビングサークルに入っていたので、そこでの友達と2週間に1回のペースでダイビングをし、サークルの先輩方と遊びほうける日々。お金がなくなった。

 

2の時期は、ようやくバイトが普通にできるようになり、イベントでバイトしたり、小さい頃からの自分の夢だった海外に住むことについて、なにが自分にあってる方法かな、と色々調べ始めました。相変わらず友達と遊んでいます。

 

3の時期になると、ワーキングホリデーという制度の存在を知り、海外に行きたいけど留学(勉強)がしたくなかった私はこれだ!!!と感じる。

エージェントに相談したり、行く国を決めたり、とにかくはやく海外に行きたくてワクワクしていました。ワーホリに行くのは1年後、と決めて、それまでお世話になっていたイベントバイトの仕事をして稼ぎ、1人旅や国内旅行や海外旅行などもしていました。

 

 

 

 

③ギャップイヤーに関して思うこと

 

 

上記で見てみても分かるように、就職したりだとか、企業したりだとか、いわゆる

休学した人がやりそうなこと 

は一切やっていません。

とにかく大学辞めたいという思いだけで辞め、特に目的もなく、自分のしたいことだけして過ごしていました。

(その間ブログはじめたり、小さい頃から興味があった芸能関係のオーディションを受けてみたりはしていましたが、どれもしっくりこなかった)

 

しかしWikipediaの定義的に、これこそがギャップイヤーの真髄ではないか!

この期間はもうやだ....と思うほどに自分と向き合い、向き合いまくって生きていました。

 

 

これは私のバックグラウンドの話になりますが、小さい頃から集団主義的な日本の学校が大嫌いでした。人の目を伺う、周りに合わせる、決められた道をみんなと同じように歩む、そういうのが常識な日本の風潮が全く合わなかったです。

 

そしてその風潮は休学時期により感じました。

 

「休学して何するの?」と私が1番言われた言葉で、

日本社会のレールから外れることに対する恐怖を常に感じていました。

ただ、日本教育に揉まれてなにが正しいかすらよく分からなくなったのを、ティーンエイジャーの自分なりにはっきりさせたかっただけなんだよな、と今なら思えますが、そのときはレールにも乗れないし、かといってなにが良いのかも分からないし、わりと辛かったです^ ^

 

そのときそのときで自分の納得のいく答えが出せるようになり、あ、日本で窮屈に生きていく必要はないな、と思ったので、休学期間、必要でした。

 

日本は、〜すべき、とか

〜でないと、とか

マイナスの感情で動いている気がします。

 

そしてそのような社会に疑問を持っている人ってきっとたくさんいると思います。

 

それを解消せずにいった結果、就職した人がすぐ辞めたり、路頭に迷ったりするのではないのかな。

 

 

 

レールから外れることや休むこと、仕事をしないことや勉強しないことをギルティに思わず、しっかりと自分に向き合い、見極めていく。

 

ギャップイヤーは日本にこそ必要な制度じゃないかなと思います。

ただ、日本にこそ受け入れ難い概念だというのも間違いではないと思うけど....。

 

 

 

2020年の4月からワーホリでオーストラリアに行くつもりだったのですが、ご存知の通りコロナの影響で無期限延期......。

ただどうしても海外に行くことを諦めきれなかった私は、今年の5月からスペインの大学入学に挑戦してきます。

 

今は21歳で、入学する頃には22歳。

レールから外れまくり^ ^

けどギャップイヤーを設けたことでこの選択にも迷いは一切ありません。

 

みなさん、ギャップイヤーしましょ〜